5月, 2011

債務整理 個人再生

債務整理の中で個人再生は、借金の額を大きく減らすことが目的です。

あくまでも返済義務は残ってしまいます。

しかし、500万円程度の借金でも100万円程度まで減額をすることができますから、大きなメリットでしょう。

それをすぐに返済ではなく、3~5年間という期間を設けることにより、とにかく返済だけはしようというものです。

その借金の種類もギャンブルや遊興費であっても認められるもので、気持ちを改めて再スタートをしようという場合に最適な方法と言えます。

個人再生のメリットは、この減額に住宅ローンが含まれないということです。

住宅ローンだけはきちんと正規のローンを払っていかなければならない、ということは、債務整理をしながらでも、不動産の差し押さえがないということです。

日々の暮らしはその家に住んでいられ、ギャンブルなどで作った借金だけを債務整理をするという形をとることになります。

ちょっと都合の良い感じですが、これも少しで再スタートを切りやすい形にするためでしょう。

債権者にとっても、最低限の返済が見込めるわけですから、破産よりは良い選択と言うことになります。

ただし、収入がある方のみの適用になります。

無職、無収入の方はちょっと難しいですから、ほかの債務整理を考えて下さい。

法律の専門家などと一緒に、債務整理について考えることをおススメします。

どんな方法があるのか、今の生活をどのくらい変化させても良いのかという多角的な方向からの考えができます。

債務整理の基礎知識